初心者に向けた、感情考察の楽しみ方。
こんにちは。
今回は、2〜4戦辺りの、初心者の方に向けた、感情考察のやり方と、楽しみ方について書きたいと思います。
文章から相手の感情を読み取る、というのはすごく難しく感じると思います。
僕は最初、めちゃくちゃ苦手でした。というか、今でも苦手です笑。
一番最初に人狼を始めた時に、!の量とか!の有り無しで、この人はここでテンションが上がらないから嘘をついてる!とか、めちゃくちゃな言い掛かりで推理をしていた記憶があります笑。まあ、今となっては良い思い出ですね。
段々と、慣れてくると、意外と感情考察をすることが楽しくなってくるんですよね。
相手が発言を通して、私は正にそう思ってたんだよ、とか。正にそう考えてたよ、とか。そういったことを伝えてくれた時、俺はこの人のことを分かれてたんだなと、すごく喜びを感じるんですよね。
だから、感情考察は、人の気持ちや感情を理解しようとする分、相手のことを分かれた時の、喜びが大きい考察手法なんですよね。
当然、分かることができた自分も、分かってもらえた相手も嬉しいを感じるはずですから、自然と仲も良くなり、人狼自体が楽しくなるんですよね。
なので、始めたばかりの方には、特にやっていただけたら嬉しいなと思ってます。
さてさて。では、どのように感情考察をしていきましょうか。
まだ始めたばかりの方だと、経験数が少ないので、人狼ゲームをやると、自分がどんな気持ちを感じるか?というのは、あまり分からないと思います。
なので、相手がどう感じてるか?というのを分かることも難しいと思います。
けど、自分の今感じてる気持ちに少しだけ敏感になれば推理はできるんですよね。
それを少し解説していきたいと思います。
例えば、Aさんが居たとします。
そのAさんが、「人狼ゲームって楽しいなぁ!」と発言したとします。
この時、人狼ゲームを楽しめてない僕がこの発言を見たとしたら、「僕が楽しめてない人狼ゲームをこの人は楽しめるのか」と、思うはずです。
これだけだと、推理というよりは感想だと思います。
ここで、もし、僕が何かで人狼をやると苦しいし大変、という話を聞いたことがあるとしたら、「人狼をやると大変だし苦しいと聞いたことがある。だとしたら、人狼ゲームを楽しんでるAさんは人狼でないのでは?」と、推理できるんですよね。
もう一つ例をあげたいと思います。
Bさんが居たとします。そのBさんが、「俺は散々考えたけど、人狼が誰かわからない。この村の人達は本当に狼に見えない」と発言したとします。
その時、僕も丁度、誰が人狼かどうかわからなく、ものすごーく迷ってるとします。すると、「人狼じゃない僕と同じように迷っているBさんは、人狼じゃないのでは?」と思うと思います。
そしたら、「人狼が誰かわからないというBさんの気持ちが僕は分かる。だって、この村の人達は僕も人狼に見えないから。散々考えたけど、僕も答えが出ないんだ。だから、僕と似たような気持ちのBさんは人狼ではないと思う」といったように、推理をすることができるんですよね。
こんな形で、相手の感情や気持ちから推理しようとするときというのは、自分の気持ちや感情を軸にして、推理していくのがとても大切です。
これは、また別の時にでも解説しますが、自分の行動の整合性を保ち、客観的に説得力を持たせるという目的もあります。
端的に言えば、人狼が誰か結論が出てる人が、結論が出てない人の気持ちを考察するよりも。結論が出てない人が結論が出てない人の気持ちを考察した方が、気持ちが似通ってる分、説得力がありますよね、という感じです。
つらつらと感情考察のやり方について書いていきました。
最後に幾つか注意点を書いて終わりたいと思います。
感情考察は基本的に分かれば楽しいものですが、分からないときというのは大変だし苦しいものです。相手が気にしてるかもしれないような部分の気持ちを、無理やり推理として使うとか。相手の感情や気持ちを分かった気になって、相手に違うと言われた時に、いや相手のが違うんだ!とか言ったりとか。
どちらも僕はしてしまったことがありますが、基本的にお互いに良い結果になることはなかったです。良い結果になったと感じてても、それは相手の器が大きかった等々、相手の優しさに助けられてたことが多かったように思います。
だからこそ、感情考察をする場合は、素直に間違ってたとしたら、ごめんなさいと謝る姿勢が大事なのかなと思ってます。
最初は、自分の気持ちや感情もわからない以上、失敗というのをたくさんすると思いますが、慣れてくると、この相手にはここの感情や気持ちの推理をしたら反感を買うな、というのがそれとなく分かってくると思います。
最後は少し、湿っぽくなってしまいましたが、基本的に感情考察は楽しいものです。僕が感情の考察をしていた時は、基本的に楽しさを感じてたと思います。相手の気持ちを分かろうとすることは意外と楽しいんですよね。分かると、相手が喜んでくれると知っていれば、尚のことです。
今回はこの辺りで。
お読みいただきありがとうございました。