現実的に物事を考えるには、自信のなさを使う。

こんにちは。

今回は、現実的に物事を考えていくコツを書いていきたいと思います。

 

まず、現実的に物事を考えていくということは、どういうことでしょうか。

僕は、物事の裏側にあるリスクを、

ちゃんと、見つめることだと思っています。

 

リスクを見つめるというのは、起きる現実をしっかりと捉えて、

受け止めることに繋がるので、

じゃあ、そうした現実にならないようにするにはどうしよう?

自分が、望む現実にするにはどうしよう?

といった形の、発想に持っていくことができると思います。

 

ただ、そういった思考を、最初からするのは難しいですよね。

誰だって、自分が失敗する場面や、

上手くいかない場面なんて、想像したくはないでしょうから。

 

 

では、どのようにして考えていけば、良いでしょうか。

それは、冒頭に書いたように、自信のなさを生かすことです。

 

自信がない時って、

俺にはできるかな…、とか。

俺なんかが無理だよな、とか。

自分には望む現実は作れないし、

望まないような現実しか作れないんだ、

といった感覚を感じると思います。

 

さて。察しの良い方なら気付いたと思いますが、

自信のない時って、失敗があることを知っているんですよね。

だけど、失敗する自分を受け入れられないのです。

それは、当然のことだと思います。

誰だって、失敗するのは怖いですから。

 

だけど、失敗することを知っているのなら、

その失敗を受け入れることができれば、

失敗を事実として受け止めることができ、

じゃあその上で、自分はどうしようか?と考えていけるんですよね。

 

 

ではでは、どう自信のない自分を生かしていきましょうか。

失敗を過剰に恐れる時というのは、

失敗する自分と、

失敗に対して怒ってくる人、

という関係性が心の中で作られています。

 

多く、このパターンは家族間で作られることが多いですが、

人は、子供の頃、感情を通して、親の感情を理解するんですよね。

なので、家族の痛みを子供が受け継いでしまうんです。

 

そうすると、自分の持っている才能。

別の言葉で言い換えるなら、感覚を、使えなくなるのです。

 

詳しく説明すると、

親が失敗を過剰に恐れるのに対して、

子供が失敗はそんなに怖くないという感覚を持っていても、

その感覚を使うことは親を否定することになります。

 

そうなると、その感覚を奥深くに抑圧して、

親と同じ心理パターンを使って生きていく、

ということを、してしまうんです。

すると、自分が本来、持っていた感覚を使えなくなるのですよね。

 

だから、ここで求められるのは、

親に対して感じてる怒りを、はっきりと吐き出すこと。

もしくはその怒りを受け止めてくれる人に、吐き出すことです。

 

そうして、怒りを受け止めてもらえると、

自分の抑圧していた感覚を使うことに、

オッケーがでます。

 

なぜかというと、

怒りを通して、その感覚を使えなかった痛みを伝え、

受け止めてもらえたことで、

その感覚を使えない側の痛みを理解できるからです。

 

すると、なぜだかわからないけど、

今まで使っていた感覚と、

抑圧していた感覚を使い分けられるようになるんですよね。

 

 

今回はこの辺りで。

お読みいただきありがとうございました。