セラピー4。(保存用)

4□行動をしてるかしてないか問わず、過去系で行なった程で書く。

 

・例

私は今日イスに座りました。

私は今日水を飲みました。

私は今日ps4を買いました。等々。

 

・目的

目的は二つほどある。

一つは、自分が自分の意思で選択してないものを、自分の意思で選択でしたことにする目的。

一つは、自分が手にすることができてないものとの、心の距離感を埋める目的。

 

癒着や犠牲があるときの選択は、恐れを動機として行なっていることが多い。

これだと、動作としては簡単な、「水を飲んだ」などの動作が、

水を飲んだという、行動で完結するように感じられなくなる。

 

すると余計な判断が混じることにより、自分の承認をおけるポイントが少なくなる。

そうすると、「水を飲む」という動作の次に本来浮かんでくるであろう、

言葉や思考が浮かんでこなくなり、同じ行動をなぜか繰り返すや。

なぜか、行動が変化していかないという現象に至る。

 

なので、このワークの繰り返しで、思考の流れを意識的に変える。

 

・解説

悩んでるときよりも、思い切って行動した時の方が意外とスッキリするように、

それをすると決めていない時は、色々な思考が頭の中を巡る。

 

これは、欲しいものに関しても同じで、欲しいものを欲しいままにして、

手にすることを選択しないと、

その欲しいものとの距離感は遠くなる。

 

と同時にこれは、「他の人の行動を見ている自分」を、

「それを自分も実際にするな」という程の思考に切り替えるものであり、

つまり、「欲しいけど……」という思考から、

それを「手にすると決めているから、じゃあどうしようか」

という思考に切り替える選択を行うものである。

 

・効果

これにはまだ続きがある。

この手法の場合、何が浮かぶのか、何を選択するかはランダムとなる。

この選択をしようという発想の部分まで掘り下げられたものではない。

 

がしかし、この手法でもそれに向けた足がかりを作ることはできる。

何度か繰り返すことで、同じようなことが浮かぶことがある。

 

例えば「本を読む」が「本をたくさん読む」とか「本を片付ける」とか。

本に連なったことが多く浮かぶことがあったり。

ウォーキング、ジョギング、山登りなど歩く傾向のものが浮かんできたり。

 

自分が今したいと思っているができてないことや、

自分が強くやらなければいけないと思っていること等々、

他者の言葉を恐れで判断した部分、

それに連なる、やれていないなどの罪悪感を引き出すことが可能となる。

 

これにより、癒着のパターンなどが浮かび上がる。

そして、その浮かび上がったパターンを、

「それと同じようなパターンを持った部分はどこだろう」という視点を用いることで、

 

罪悪感や痛みでやりたくても選択できなかったことを引き出し、

再度選択の部分まで至っていくことが可能である。

 

 

・注意点

注意点はいくつかある。

一つは本当に欲しいものとの距離感があまりにあると、

苦しい感情を感じることが多いこと。

 

それは私なんかという思考や、それくらいできるでしょ等々、

底にある劣等感や無価値観などから、距離を置く選択をかつてしただけに、

感じるのは仕方ないことであるが、

選択している内に何がダメなようなことをしてる感じになることがある。

 

・対策

しんどかったらやめることも一つ。

 

続ける選択をする場合は、これで私の欲しいものが手に入るんだなぁくらいの軽い気持ちで行うのが良い。

 

ただそのマインドを信頼するとき、「こんなんで手に入るわけがない」「こんなんで何の意味がある」等々、

過去の痛みから癇癪のような気持ちが生じることがある。

 

なので、そのマインドと同時に、

やってみて繰り返して、何かダメだったら別のことをやって繰り返して、

いつか必ず手にしようくらいの先延ばしのマインドが望ましいように感じる。

 

 

今回もお読みいただきありがとうございました。