やり返せなかった、言いたいことを言えなかったと悔いてる貴方へ。

 

1.貴方はその時、貴方なりの最善を尽くした。

 

貴方はその時、やり返すこと、言い返すこと以上に、

もっともっと大切なことを見極めて行動していたのだと思います。

 

自分がやり返した後のこと、言い返した後のこと、

どうなるのか察知し予測できていたからこそ、そういう行動には至らなかった。

 

だから、貴方は先を読んで、貴方なりの全力でその時は対処したということを、

まずは認めてあげて欲しいのです。

そんな自分にとっての最善を尽くした自分を、大切にして欲しいのです。

 

 

2.やり返したい、言い返したい、という気持ちを否定しないで欲しい。

 

貴方はその時においては、最善の行動を尽くしたかもしれないが、

心はそうは感じなかったはず。

 

貴方がやり返したい、言い返したいと感じるのには、必ず意味があり、

その感じたことは、貴方を前に進める原動力になってくれるから、

どうか、その思いだけは否定することをしないで欲しいのです。

 

そうして、やり返したい、言い返したいと強く思いながらも、

それを実際に行わなかった自分のことを褒めてあげて欲しいのです。

 

 

3.やり返したい、言い返したい、という気持ちを信じてあげて欲しい。

 

貴方のやり返したい、言い返したいという気持ちは、

今の状況を自分が脱したいと強く思う気持ち。

それは、今の貴方の殻を破り、新しい自分へと成長するために必要なもの。

 

だからどうか、自分のやり返したい、言い返したいという気持ちを信じて欲しいのです。

その強い気持ちよりも、状況を見てそれをぶつけなかった賢い貴方なら、

その気持ちを信じることで、今の自分から、

はるかにバージョンアップした自分になることができるから。

 

 

4.その気持ちを、貴方の大切な未来と幸せのために使って欲しい。

 

貴方は、それを直接その人にぶつけてやりたいと思うかもしれないが、

どうか、その思いをその人にぶつける代わりに、

自分の幸せや未来のための原動力として使って欲しいのです。

 

貴方はすでに、幸せや大切な未来を築くための才能は、既に持っていて、

あとは、貴方がその才能と、

それを自分の幸せと未来のために使う情熱を信頼すれば良いだけなのです。

 

だからどうか、その情熱を自分のために使ってください。

 

 

5.貴方がやり返したい、言い返したいと感じた時の、貴方なりの優しさを認めてあげてください。

 

 貴方は、やり返したい、言い返したいと感じた時、

きっとそれをしたら相手がどうなるか予測することをしていたはずです。

 

それは貴方の優しさであり、貴方は自分を抑えることを通して、

相手を守っていたのです。

だから、そこをどうか認めてあげて欲しいのです。

 

貴方がそれを認めることができれば、

貴方は自分がどれだけ凄いことをしていたか気付くはずですから。