誰かに復讐をしてしまった貴方へ。
1.まずは、復讐をした自分自身のことを責めないで欲しいのです。
貴方は、復讐をした自分のことを強く強く責めているのかもしれません。
もし、相手の状況が自らの復讐によって変化してしまったとしたら、
貴方はそこに対して、申し訳ない気持ちを感じるかもしれません。
だとしても、まずは自分のことを責めないで欲しい。
貴方が復讐するくらい、傷ついた心を持っていたということを認めるためにも、
まずは、貴方自身がその行為で自分のことを強く責めないで欲しいのです。
2.貴方の痛みと壊されたという思いを大切にして欲しい。
貴方が誰かに対して復讐をしたとしたら、
貴方は復讐をする前に、自分の人生を壊されたような気持ちを感じるかもしれない。
だとしたら、その壊されたという感覚や傷ついたという感覚を、
まずは貴方自身が大切にして欲しい。
貴方自身が再度、自分の人生の幸せを手にするためにも、
貴方自身が、自分のことを許すためにも、
その壊されたという感覚を大切にすることを通して、
貴方のその復讐をさせるような感覚を認めてあげて欲しいのです。
貴方は復讐を必要とするくらい傷つき、痛みを抱えていたのですから。
3.あいつはこのくらいされて当然だ、という感覚を大切にして欲しい。
貴方は、復讐をしたことに対して、
このくらいされて当然だろう、という感覚を感じるかもしれない。
だとしたら、その感覚は貴方が受けた痛みというのを表している。
だから、貴方のその痛みというものを大切にするためにも、
このくらいされて当然だろう、という感覚を大切にしてあげて欲しい。
復讐は良い行為ではないが、
貴方はそう感じるくらい、自分の中で強い強い痛みを抱えていたということ。
だからどうか、そのこのくらいされて当然だという感覚を、
どこかでそう感じてはダメだと思うのではなく、
貴方の中でその痛みを何よりも大切にしてあげて欲しい。
貴方はそのくらいの思いを抱くほどに、傷つくということをしてたのだから。
4.貴方の中のごめんなさいという感覚を大切にして欲しい。
貴方が誰かに対して復讐をして、このくらいされて当然だと感じたとしたら、
貴方は同時に心の中でも申し訳なさを感じるかもしれない。
貴方が貴方の痛みの全てを相手にもぶつけたことで、
貴方は、相手の気持ちを考えるという部分に入ったのかもしれない。
だとしたら、貴方の成長のためにも、
貴方が色々と相手のことで気がかりになったりしないためにも、
そこで感じるごめんなさいという感覚をどうか大切にして欲しい。
そうして、貴方は元々復讐する人ではなかったということを、
そのごめんなさいという感覚を通して、信じてあげて欲しいのです。
5.貴方の本当の気持ちを認めてあげて欲しいのです。
貴方が復讐をするまでして、相手に伝えたかったことは何でしょうか。
貴方は相手に傷つけられる思いをされたとき、
その本当の気持ちというのを、自分の中で押し殺し続けたはず。
だから、貴方が復讐をしてまで分かって欲しかった気持ちというのを、
まずは貴方自身が大切にして、抱きしめることをしてあげて欲しいのです。
そうして、貴方は本当はその気持ちを相手に分かってもらいたかったというだけで、
復讐をするような人ではなかったと、自分自身に言ってあげて欲しいのです。
そうして、自分自身のことを強く強く信じることをして欲しいのです。