自分よりも上手い選手を妬み嫉妬している貴方へ。

 

1.貴方の中の、あれに何の意味があるのだろうか、という感覚を大切にして欲しい。

 

貴方が心の中で、あれに何の意味があるのだろうかと感じているとき、

貴方は自分が感じた喜びや得てきた報酬を通して感じることをしているはず。

 

だから、貴方が誰かの行動に対して何か意味を感じないような気がしたら、

その感覚を認めるということを通して、

自分が成してきたこと、自分が達成してきたことをどうか認めて欲しい。

 

貴方のその言葉に対して、貴方の中の喜びと達成を知らない人は、

何かしらの形で跳弾をするかもしれないが、

それは単純に目に見える形から予想できる喜びを生み出す範囲で、

判断された言葉に過ぎないので、

その言葉で自分のことを無知とか、ダメとか責めるのではなく、

 

貴方が作ってきた喜びというものを何よりも認めることをして欲しい。

貴方が喜びを差し出した相手からすれば、

貴方の存在は、貴方から見て今の感じれないような相手よりも、

貴重で大切で、何よりも感謝している存在なのだから。

 

 

2.貴方の中の、こんなことをしても意味がないという感覚を大切にして欲しい。

 

貴方は、誰かのプレーを見たときに、

こんなことをしても意味がないという風に、自分の中で感じるかもしれない。

 

もしそう感じるとしたら、

貴方はその人のプレーではなく、他の誰かのプレーに魅了されていて、

そのプレーを自分ができるようになるために努力した日々があったのかもしれない。

 

だからこそ、貴方にしてみれば、

その人のプレーというのは、貴方の心を動かさず、

どれだけ評価されていても味気がないような気がするのかもしれない。

 

だとしたら、貴方の意味がないという感覚を認めることを通して、

貴方の心が動いた瞬間と、

貴方の心が動いたそのプレーに向けて努力した日々を認めて欲しいのです。

貴方が何かしらの形で努力し、行動していなければ、

誰かのプレーに対して、意味がないとは感じないはずですから。

 

どうか、貴方が感じた魅了という愛の感覚を何よりも大切にして欲しいのです。

 

 

3.貴方の中のどうせ無理だよな、という感覚を大切にして欲しい。

 

貴方は、誰かのプレーと同じようなプレーをできるようになるために努力するとき、

自分なんかにはどうせ無理だ、という風に感じるかもしれない。

 

そうして、そんな情けない自分のことを責めたくなるかもしれないが、

どうかその自分のことを責めることはしないで欲しい。

 

貴方が無理だと感じるのはできないからでも、やってないからでもなく、

過去に貴方が同じように何かを目指して挑戦したからこそ、感じるものなのだから。

 

だから、貴方がどうせ無理だよなと感じたときは、

貴方に才能がないとか見込みがないとかそういうことではなく、

貴方がどこかで本当に全力を尽くし続けて、

でも手に入らなかった時があったから感じるのだと、

そう捉え、その時の自分の頑張りや努力というのを認めてあげて欲しい。

 

そうして、その時、貴方が貴方なりのやり方でそれを目指したことを。

また貴方は手に入れてないものを手に入れようとする力があることを。

 

どうせ無理だよな、という貴方の感覚を通して認めてあげて欲しい。

貴方に不可能など、元々ないのだから。

 

 

4.貴方の中の、誰の言うことも聞かないと決意している貴方を大切にして欲しい。

 

貴方は貴方の中で、誰の言うことも聞くものかと感じている感覚があるかもしれない。

貴方はそう感じているとき、その気持ちと同時に、

自分が頑固になったように感じたり、自分が最低な人間になったように感じるかもしれないが、どうかそう感じる貴方のことを責めないで欲しい。

 

貴方が誰の言うことも聞かないと感じるということは、

貴方は誰かの言うことを聞かなくても、

自分が決めた何かを目指して、貴方なりのやり方で日々努力し、

貴方の中では、

貴方が決めたそのやり方以外では、目指さないと感じているのかもしれない。

 

だとしたら、貴方は頑固でもなく、最低な人間でもなく、

何か自分が決めたことに向けて、

自分のやり方のみで直向きに頑張っている凄い人であるということ。

 

だから、貴方が誰の言うことも聞くものかと感じたときは、

貴方が今何かに向けて、全力で頑張っているということを認めてあげて欲しい。

 

貴方は色々な感情や周りの影響よりも、

貴方が決めた道に向けて突き進んでいる、かっこいい人なのだから。

どうか、そう決断した貴方の意思を信じてあげて欲しい。

 

 

5.貴方にもそれを手にすることができる。

 

貴方は、なんだこのプレーはと感じたとき、

それは自分には関係のない別次元のようなものに感じて、

それを自分とは全く別のものに考えようとするかもしれない。

 

しかし、貴方がなんだこのプレーはと感じるのは、

貴方が積み上げてきたものを通して、認知することができたから感じるものであり、

 

その時に、貴方がこれは自分には関係のないことだと感じるとしたら、

それは、貴方が今まで貴方なりのやり方で努力し続けてしたおかげで、

貴方の経験を通して、そのプレーと自分のプレーとでは、

感覚的には何が違うのか、というのを理解しているということである。

 

だから貴方が誰かのプレーに対して、なんだこのプレーはとか、

自分には関係ないなと感じたときほど、チャンスであることを忘れないで欲しい。

 

貴方が今まで自分なりのやり方で挑戦してきたからこそ、

感じることのできたその感覚というのをどうか大切にして欲しい。

 

そしてその感覚を感じれた貴方には、その人と同じプレーができるのだから。

どうか、その貴方の素晴らしさというのを信じてあげて欲しい。