匂いと感情の関係性。

こんにちは。

今回は、匂いと感情の関係性について書いていきたいと思います。

匂いって結構、個人的にはデリケートな話だと思うんですよね。

匂いに悩んだ僕だからでしょうか。特に敏感に感じる話題です。

 

さて。本題からいきなり入ると、臭いと感じることってありますよね。

ゴミの匂いでも良いですし。人の体臭とか口臭とかでも良いです。

 

世間一般的には、口臭や体臭を発生させないのは、一つのマナーとして扱われていると思います。

だからこそ、色々な匂い対策グッズが売られてるのだと思います。

 

ただ、今回は、匂いを感情の観点からアプローチしていきます。

女性を守れる男性になりたい!と思ってる男性、必見ですよ!!

 

 

さてさて。人の口臭を感じた時って、心の中ではどう感じるでしょうか。

どんな匂いがきても、全く気にならない人もいるでしょう。

臭いなと感じて、我慢しようと思う人もいるでしょう。

臭いなと感じて、その人を避けようと思う人もいるでしょう。

 

まあ色々な感じ方があると思うんです。

ただ不思議なのは、匂いが全く気にならない人もいるということです。

それは何ででしょうか?

 

私達は、誰しもが、本能的な部分を持ち合わせています。

何千、何万年という長い時をかけて、作り上げてきたものです。

だから、自分の生命が脅かされる部分に関しては、とても敏感です。

 

恐らく、生きていて、自分が臭いなって感じたことない人って居ないと思うんですよ。

そして、自分が臭いなって感じる時ってどういう時でしょうか。

例えば、歯を磨いてないと時。口の中に問題がある時。

他には、イライラしてる時。緊張状態の時なんかもそうでしょう。

 

大抵、こういう時というのは、心が安心している状態ではないですよね。

自分の臭いに気を遣えないくらい忙しいとか。

なんか、すっごい怖さや不安があって仕方がないとか。

何か、心理的に問題がある時だと思うんです。

 

 

で、この状態をもし、原始時代の角度から見ると、どうでしょうか。

敵か味方かわからないのに、目の前にいる人が、イライラしてたり。

すんごい怖がってたり。

すんごい、みすぼらしい感じだったり。

 

何かこっち側としては、その人に怖さを抱きませんか。

その人を余裕がなくさせる何かがあるのか、ってと思うんです。

だから、恐らく避けるか、警戒するか、すると思うんです。

多分ですが、よっぽど肝が座ってないと、心は許しませんよね。

 

 

こういった心理状態が、臭いと感じる時に起きてるんですよね。

 臭いって、感情によって本当に変化するし、

人はそれを感じ取れるんですよね。自分を通して知ってますから。

 

だから、もし、自分の緊張状態を嫌っていたら、

緊張状態からくる臭いを発する人を、不快に思うはずです。

 

自分が緊張状態の時に、どんな欲求を持ってるか知ってるからこそ、

その人に自分の抱いてる欲求を写し出してしまい、

その人はそういった行動をすると決めつけてしまいます。

すると、その人は怖い存在に、なってしまうわけです。

 

まあ簡潔に言えば、臭いはその人の感情や思考パターンを、教えてくれているよ、といったような感じだと思います。

 

 

だからこそ、臭いを感じた時に、自分はどんな感情を嫌っているのだろう?と視点を持ってみることも大事だと思います。

 

 

あとは、ここが一番、男性にとっては見たいポイントだと思いますが、

自分の中の攻撃性を嫌っていると、

本当に臭いものとか、風呂場のぬめりとかに、

鳥肌の立つような不快感や、気持ち悪さを感じたりするんですよね。

 

これはなぜかというと、普段の清潔な状態から、変化した状態に対して、

勝手に変化するってことは、相当危険なんじゃないか?っていうのを投影してしまうんですよね。

 

自分の怒りや攻撃性を感じた時に、それがどうして起きたのか?を知らずに、

良くないものだから抑え込もうとしてると、こうなったりします。

なぜかというと、何かを害するものになる変化を許さないからです。

 

だから、本当に臭いものとかぬめりとか、変化するものに、

すごく得体の知れないような危険を抱くんですよ。

 

これは多分、臭いとかだけじゃなく、

車とか電車とかに対してもそうじゃないですかね。

車や電車って、当たれば死にますから、角度を変えれば攻撃性そのものです。

自分の攻撃性を嫌ってると、めっちゃ怖くなります。

 

だから要は、自分の攻撃性を受け入れないと、

攻撃性を持つ何かや人に果敢に挑めないので、

結果的に、女性を守れなくなりますよ、といった感じです。

 

なので、自分の攻撃性を受け入れれば、守る力が養われますよ。

自分の感情を受け入れれば受け入れるほど、

どれだけ臭かろうが、相手を大切に扱えますよ、というお話です。

 

 

あと、一つだけ余談を。

僕はすごく、匂いに何年も悩んだのですが、

自分の匂いに悩む心理パターンとして、

匂いそのものが、目立つことであり、孤立することだ。

というような、心理パターンを持つことがあります。

 

僕はいじめの経験があるのですが、その心理パターンを持っていました。

まあ心の深いところを見ていくと、

匂いが原因ではなく、匂いを原因と判断してるだけですけどね。

 

そうすると、人の匂いが凄く気になることがある。

自分の匂いが、人から孤立する原因だと思っているだけに、

匂いを持つ人のことを、孤立する人だと断定してしまう。

 

もし、この時、孤立する自分に対して、

攻撃性を持っていると、臭い匂いを発する人に、

強い攻撃性を持ってしまうことがあるんですよね。

 

といった形で、匂いが気になる、というのは、

自分の中の感情の問題の本質を、隠すものとなりえることがあります。

これは匂いだけでなく、外見的な特徴のほどでそうですけどね。

 

どれだけの人に見ていただけるかわかりませんが、

自分の匂いが気になる人も、根本的な傷を癒せば、

過剰に気になることなく、生活できるよ、

という希望だけはお伝えできたらなと。

 

自臭症の状態は、自分も経験があるだけに、地獄そのものです。

だから、すごいお気持ちはわかります。

 

今回はこの辺で。

お読みいただきありがとうございました。